“弱み”こそ関係を深める最重要ポイント!

心・メンタル

どこの誰とでも繋がれる時代。

自分の事をわかってほしいとき、相手との信頼関係を深めたいとき。

人間関係をより深めるには何をしたらよいでしょう??


1.信頼関係を構築するには互いの自己開示

相手との信頼関係を築きたい時、最も効果的な方法は自己開示による相互理解です。これは自分の情報を一方的に話すという事ではありません。お互いの内面を理解するという相互理解が重要です。

質問が上手な人は、人間関係を構築するのが上手いと言われますが、これは相手の内面を心から理解しようとする姿勢が警戒心を解き、心からつながることが出来るからです。また、プライベートな話を互いにするほど、信頼関係が増していきます。

逆に、コミュニティーで孤立してしまう人は、相手の話をさえぎって自分の意見を押し通したり、相手に対する質問を全くせず、自分のことばかり考えている人です。また、構築したはずの信頼関係が損なわれるのは大きく次の2つと言われています。

・騙して損害を与えたとき
・意見の違いがおきるとき

2.自己開示の9つのポイント

自己開示といっても何を話していいかわからない時は、以下の話題から選んでみましょう。

メンタリストDaigoのこちらの動画で解説されていますので、興味のある方はぜひ。

裏切られない人間関係を作る、正しい「自己開示」

1.お金や健康に関する心配事
多くの人が持つ悩みであり、共通点を持つことが出来る。

2.自分がイライラしてしまうこと
イラっとした体験、どうしても許せない事は話が盛り上がり。でも、悪口は良く。

3.人生で幸福になれること
幸福の基準は相手の心の深い部分の内容です。具体的な先が見えることであればより良い。

4.自分が改善したいこと
生活、恋愛、体型、スキルなども、深い話になりやすいになりやすい。さらに助けてあげられることがあるといい人間関係が得られるので、長期的な利害関係が生まれる可能性が高い。

5.夢・目標・野望
向上心をアピールすることで格好よく見える。夢を語った方が助けを得やすい。実績よりも、将来の可能性を感じる方が魅力的に見える。

6.性に関すること 
露骨な表現ではなく、ユーモアをまぜた話が良い。露骨な表現は嫌がられる可能性があるので、タイミングを見計らって使う。

7.自分の弱点、マイナス面
人は弱みで愛される、弱みをみせるリーダーほど説得力があるし強く見える。弱さを認められる人は強い人、弱い人は弱さを隠す。

8.趣味や興味
長く続けている趣味や興味について、なぜ興味があるのか・なぜ始めたのかということろまで掘り下げて話すと自分を深く理解してもらえる。

9.恥ずかしかった体験・罪悪感を覚えた体験
失敗談や反省談は人間味が出る。特に後輩や同世代に言うとよい。人の痛みがわかる人という印象を与えることが出来る。自分の弱さ、失敗や恥ずかしかった体験などを、人に話せるレベルまで認識して受け入れている人は人間味がある人、人間力がある人。

3.”弱み”こそ関係を深める最重要ポイント!

上記の自己開示の中でポイントとなるのは自分の欠点でも、さらけ出して言うという事です。そして、相手の欠点も

・相手の弱さを聞いて受け止めることが重要であり、完璧な人をアピールすると周りにストレスしか与えないという事を心得ておきましょう。

こちらの 藤原和博氏の番組で、”SHOWROOM”の前田裕二、”クラシル”の堀江裕介氏、両名とも最終面接で聞く事は”自分の弱み”だそうです。

前田裕二&堀江裕介が最終面接で必ずする質問とは?

堀江氏曰く、飲みに行くときにワクワクするような人物であり、弱みをさらけ出してくれる人物を採用する。

これに対して、藤原氏は、弱みを見せることが出来る人物は、弱みを乗り越えたことがあり、それを面白おかしく見せることが出来るコミュニケーションがある。と両名に同意しています。

企業内でのコミュニケーションを円滑にするためにも、弱みをさらけ出すという事は大事なのかもしれません。

弱みを全く見せずに、強みだけを誇示するような集団では、その強みがアイデンティティーとなり、強みが生かせない場面では自己肯定感が低下し、自信失われ、心身共に病んでしまう可能性があります。

弱みをさらけ出して、信頼できる人間関係が構築できた状態であれば、周りの仲間はその弱みを埋めるためにサポートしてくれます。

共通の目的を持ち、結果を出せる集団は、この相互に補完し合う人間関係が築けています。そして、このコミュニティーの強みです。

どこででも、誰とでも繋がれる時代、これからますますコミュニティーの存在は大きくなると思われます。より良い人間関係が構築できれば、人生はより豊かになると思われます。

ぜひ、自己開示による人間関係構築、試してみて下さい!




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