皆様文章を書くときにどのような目的を持って文章を書かれるでしょうか?
よくブログを書く際に言われるのは、相手の困りごとを解決するような記事が良いとされます。
例えば、「何を食べた」が「何をした」とか「今悩んでること」をTwitter のようにつぶやくだけの記事では、読んだ人にどのようなメリットがあるか明確ではないため、相手が読もうという気が起きません。
芸能人や著名人であれば、その人の私生活を知りたいという方にとってはそのような情報は価値があるかもしれません。しかし、多くの人々の私生活は比較的どうでも良いことです。(エンターテイメントの場合はこの限りではありません。)
そこで、このような何が言いたいか分からない記事をなるべく避けるために、重要な指針を3つご紹介したいと思います。
記事を書くときに考えるべきことは以下の3つです。
この3つのポイントを頭に入れておけば、記事で構成する際に確認するべきポイントが明確になり、相手に伝わるブログが書けると思いますので、気になる方はぜひ一読されて下さい。
1.伝わる文章を書く3つのポイント
①読む人が抱えている問題を想定する
②記事を読む価値を明確にする
③記事の信頼性(権威付け)
①読む人が抱えている問題を想定する
問題というのは記事のテーマそのものと言っても過言ではないです。
例えば、この記事の場合、ブログで日常生活の情報などを発信されている方で、アクセスが稼げない方や、何を書いていいか分からない方を想定して発信しています。
もし問題が見つからない。書きたいことがないという時は、”過去に自分が解決した問題”に焦点を当てるとテーマが明確になるかもしれません。
あなたが抱えていた問題は、きっと他の誰かにも起きている問題かもしれません。その人の問題を解決してあげるために、丁寧に伝えるという姿勢で書けば自ずと伝わると思います。
逆に言うと、自分が何か問題を解決した時は、それは誰かに伝えるべき内容である可能性が高いです。
私も、自分自身に起こった問題として、このブログの書き方の基礎を書こうと思いました。
過去の自分、もしくは自分の大事な人を想定して、問題を解決してあげたいという思いがあれば、より見やすい記事、より分かりやすい記事を書こうモチベーションが湧くと思います。
②記事を読む価値を明確にする
読む人に対して解決策を提供していく必要があります。
できればこの記事を読んだ後にあなたの人生がどれだけ変わるかということを明確にすることでより伝わります。
卑近な例ですが、ダイエットや幸運をもたらすネックレスの商品などにある
・痩せたことによってモテるようになりました
・幸運のネックレスを買ってお金持ちになりました
などの謳い文句です。
商売目的であることを露骨に表現方法されているのに、伝わる人には伝わってしまうのが恐ろしい。。。
本記事の場合は、この3つのポイントを頭に入れておけば記事で構成する際に確認するべきポイントが明確になり、相手に伝わるブログが書けるようになるメリットが記載されています。
③記事の信頼性(権威付け)
ここまで読者の問題を考え、 私が思うその解決方法を提示して価値を伝える。
ということをやってきましたが、 その解決方法にどれだけ価値があり、実行する価値があるかということを伝えなければいけません。
もしあなたが何の根拠もなく、「これをやるといいことがありますよ!」、「価値がありますよ!」といったところで、あなたが信用に足る人物でなければその思いは届かないかもしれません。
私もここに書いていることが、自分自身の価値だけで伝わればいいな…とは思うのですが、またブログを始めて間もないので、2013年ビジネス書ランキング1位伝え方が9割 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2013/3/1を読み込みで、報告書、企画書を書いてきた社会人経験を踏まえ、自分なりにアレンジした内容でお伝えしています。
ブロガーであれば、マナブさんやイケハヤさんも同様の手法を語られています。
2.伝わる記事は誰かを救う
伝わる記事を書く3つのポイントは以下の通りです。
①読む人が抱えている問題を想定する
②記事を読む価値を明確にする
③記事の信頼性(権威付け)
これらのポイントを押さえれば、何を伝えたいのかわからない記事にはならないと思います。
記事を書くということは、人生という大きな視点で考えれば、自分の足跡を残すようなものです。
ブログという記録を積み重ねるということはあなたの人生に一つ一つ足跡を残すということであり、その足跡は、先ほど述べたように自分の問題を解決した知識です。
そして、その自分の知識は誰かの問題を解決する可能性がある知識です。
その知識を誰かに伝わる形でちゃんと残しておけば、同じような悩みで苦しむ人が減り、誰かにとってあなたが価値のある人に慣れるかもしれません。
人に対して何かを提供できる人(ギバー)は成功を手にする可能性が高いというのは「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本) (日本語)」でも言われています。
つまり問題解決の手法を残すということは結果的にあなたの成功に繋がる可能性があるということです。
ということはこの文章も結局、お前の利益のためなのか!と思われるかもしれませんが、その通りです♪
結局文章にまとめて伝えやすい形にまとめると、一番学ぶことが出来るのは自分だったりします😅
アウトプットすることによって、初めて自分の学びが完成すると思えば、ブログを執筆するモチベーションも少し高くなると思います。
3.参考文献
「ギブ&テイク」とは、この世の中を形成する当たりまえの原理原則に思える。しかしこれからの時代、その“常識”が果たして通用するのかどうか世界No.1ビジネス・スクール「ペンシルベニア大学ウォートン校」史上最年少終身教授、待望のデビュー作!!
著者の佐々木圭一は上智大学大学院を卒業後、博報堂を経て、株式会社ウゴカス設立。もともと伝えることが得意でなかったにもかかわらず、コピーライターとして配属され苦しむ。あるとき、伝え方には技術があることを発見。そこから伝え方だけでなく、人生ががらりと変わる。本書はその体験と、発見した技術を赤裸裸に綴ったもの。日本人初、米国の広告賞One Show Designでゴールド賞を獲得(Mr.Children)。