誰でも簡単心と体を整える『歩行瞑想』の効果とやり方

運動

前回、幸福を感じやすい脳を作るにはヴィパッサナー瞑想が効果的であるというお話を書きました。

リラックスして座って、呼吸を整えて、気持ちを落ち着けて、言葉を唱えるヴィパッサナー瞑想。もしかしたら、じっと座っているだけでつまらないという方もいらっしゃると思います。

そんなずっと座るのは難しい、、、という方にオススメなのが歩行瞑想。

明るい陽を浴びて、さわやかな風に吹かれながら散歩。

そして心を整える。

体と心を同時に整えることが出来て、感性も磨くことが出来る優秀な瞑想方法です。

そんな歩行瞑想の方法がこちら!

1.歩行瞑想のやり方

1.右足・左足いずれか片方の足のかかとをゆっくりと上げる。この時、かかとが床との圧力から解放されるのを感じる。ふわっと足が地面から離れた感覚。

2.つま先も床から離れるので、同様に足のつま先の指が体重から解放される感覚に注意を向ける。これで片方の足は完全に空中に浮いた状態に。

3. ゆっくりとその足を前へ少し振り出す。空中をスーッと移動するのを感じながら、無理のないところで着地させる。足の裏に再び床の感触が戻ってくるので、それを感じるようにする。

4.こうして、片足の一歩を「かかとが上がる」「つま先が上がる」「移動する」「着地する」の四つのキーワードを黙想しながら、足の感覚に注意を向けて歩く。

こちらに詳細を記載しています。

エラー - NHK

2.慣れてきたら五感を研ぎ澄ます

慣れてきたら、通勤や買い物などに日常生活の中に取り入れてみて下さい。気付いた時で構いませんので、深呼吸をして、足の裏の感覚に意識を集中させます。大地はどんな感触か、柔らかいか、足裏に意識を向け、しっかりと地面を感じましょう。そして、足から胴体、腕、指先、頭と体の隅々まで意識を巡らせてみて下さい。体の些細な変化に気が付くと思います。

そして、慣れてきたら五感を研ぎ澄ませます。

散歩をしていると、色々なモノが目に飛び込んでくると思います。
おおきな木や色とりどりの花々、変わった形の建物、いつも見る車、そんな景色を五感を使って感じてみて下さい。きっと感覚が研ぎ澄まされるような気持ちになります。

五感をフル活用することが出来ると、例えば会話の途中で相手の気持ちをつぶさに把握することが出来るようになったり、アイディアが浮かびやすくなったりというメリットがあります。

心と体を整える歩行瞑想ぜひオススメです!

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