今回は幸せを買う方法について考えてみます。
そんなことができるのか?と思うかもしれませんが、自分が幸せだと感じることにお金を使うというのは間接的に幸せを買っているのと同じことです。
色々なお金の使い方があると思いますが、今回は長期的に幸福を感じられるお金の使い方ついて考えてみたいと思います。
この記事の内容
・幸福を感じる2大要素は”健康”と”友人関係”
・お金を使って長期的に幸せになるには二つの方法がある
①人の役に立つことにお金を使うこと
②自分の健康にお金を使うこと
1.幸せを買う方法
皆さんはお金を使って幸せになるにはどうしたらよいと考えますか?
旅行へ行ったり、美味しいものを食べたり、ブランドものを買ったり様々な贅沢があなたのことを幸せにしてくれると思うかもしれません。
しかし、それらは一時的な刺激をもたらすだけで、継続的な幸福をもたらすものではありません。
お金を使って幸せになる、最も有効な方法は自分以外の人のためにお金を使うことです。
こちらの動画でも、他の人に役立つお金の使い方をすることが自分を幸せにするということが紹介されています。
【TED】マイケル・ノートン: 幸せを買う方法
人は他人に親切にすることで幸せを感じます。
こちらの著書でも紹介されていますが、他人に親切にすることで神経物質のオキシトシンが分泌され、ポジティブな思考になったり人との絆を感じ幸せを感じれるようになったり、消化器の働きが良くなるような体に対して良い影響もあるそうです。
「親切」は驚くほど体にいい! 単行本 – 2011/9/2 デイビッド・ハミルトン (著)
あなたが人に親切をしたときのことを思い浮かべてみてください。きっと、温かくていい気分になったはずです。このときに生まれる「いい気分」こそ、ストレスを解消し、健康を守るカギになります。「いい気分」の正体は、“オキシトシン”です。親切をしたり、人とつながりを感じると分泌される神経物質で、医学界が注目し、各メディアも続々紹介を始めています。“幸せ物質”とも呼ばれるオキシトシンには、次のような効果があります。
「親切」は驚くほど体にいい!
・思考がポジティブになる
・人との絆を感じ、幸せ感が得られる
・血管、心臓によい
・消化器のはたらきがよくなる
2.幸せに影響する2大要素は(健康と人間関係)
人生の様々なことがあなたの幸せに影響しています。年収、仕事の質、住んでる家の大きさ、持っているブランド、容姿、色々あると思います。
内閣府の調査によると、我々の幸福度に最も影響するのは”健康”と”友人”と言われています。
以下の二つの図を見ても分かるとおり健康状態が良いほど、幸福度の点数が高くなり、友人との交流頻度が高いほど、幸福度の点数が高くなることが分かります。


つまり、金を使って長期的に幸せになる方法は以下の二つと言えるかもしれません。
①人の役に立つことにお金を使うこと
②自分の健康のためにお金を使うこと
と言えるかもしれません。
3.どんなことにお金を使えばいいの?
①人の役に立つことにお金を使うなら少額のプレゼントや寄付
人の役に立つことにお金を使うといってもピンとこないかもしれません。
プレゼントや寄付なども効果があるようです。
高価なプレゼントや大金を寄付する必要はありません。
プレゼントや寄付は、少ない金額でも幸福感を感じることができます。
買い物のお釣りを募金箱に入れたり、友達の好きなお菓子を買ったり、小さな親切の積み重ねであなた自身が幸福になるのだと思います。
年収90万円でハッピーライフ (ちくま文庫) 文庫 – 2019/7/10
こちらの著者は誕生日に友人へのプレゼントとして宝くじを1枚送るそうです。
少ない金額でもその思いやりやユーモアさがプレゼントを頂いた時に、とても嬉しく案じられると思います。
②健康にお金を使うならプチ断食
健康に関しても同様で、最もお勧めするのは16時間のプチ断食(ファスティング)です。
こちらはお金を使うというよりは、節約に近いかもしれません。
プチ断食で大事なことのひとつは、食べない時間を長く作る代わりに、食べる時には栄養価が高いものを摂取する必要があるということです。
ジャンクフードや栄養価が低い安いものを食べるのではなく、少し値段が高くても真心を込めて作られた自然の野菜や調味料を、作っていただいた方に感謝をしながら美味しく頂く事をお勧めします。
空腹時間を作って、若返り(アンチエイジング)実現しつつ、栄養価の高い食材で新たな細胞を作り出すという生活リズムにお金を投資してみるのが良いと思います。
4.まとめ
・幸福を感じる2大要素は”健康”と”友人関係”
・お金を使って長期的に幸せになるには二つの方法がある
①人の役に立つことにお金を使うこと
②自分の健康にお金を使うこと
というお話でした!